クロススプレッド（十字法）｜現状・原因・対策・結果をシンプルに読む4枚展開

タロットをしていてよくある悩み。

「まず何を見ればいい？」
「原因が分からずモヤモヤする…」
「未来だけ見てもピンとこない」

そんなときこそクロススプレッドが最適。

4枚を十字に並べるだけで、

・今どういう状況か
・何が原因なのか
・どうすれば状況が動くのか
・この先どうなるのか

が、驚くほどスッキリわかる展開だよ。

めるの一言ポイント：クロスは悩みを“核心だけ”に整理してくれるよ。

クロススプレッドの配置（4枚）

4枚を十字に置くよ。

左：原因
上：現状
右：未来
下：対策

十字形にすることで、
「原因 → 現状 → 未来」の因果がわかり、
「現状 → 対策」で改善点も見える構造になっているよ。

めるの一言ポイント：クロスはカードの位置がシンプルだから迷わないよ。

上：現状（今何が起きているか）

今の気持ち、状況、エネルギーの流れがそのまま出る場所。

例：
・ソード9 → 不安・停滞
・カップ2 → 良い関係
・女帝 → 恵まれた状態
・魔術師 → 始まり

めるの一言ポイント：現状は“悩みの中心”。ここを丁寧に読むと全部つながるよ。

左：原因（問題の根っこ）

原因のカードは、
今の状況をつくった背景・心の癖・相手の事情などが出るよ。

例：
・塔 → 過去の衝撃
・カップ4 → 受け身
・ワンド7 → 抵抗
・月 → 不安・誤解

めるの一言ポイント：原因は責めるためじゃなく“構造理解”のために読むよ。

右：未来（このまま進んだときの流れ）

近未来〜中期未来の動きを読む場所。

例：
・ワンド8 → 動く
・戦車 → 強く前進
・吊るし人 → 停滞
・太陽 → 明るい結果

めるの一言ポイント：未来は今の延長。流れとして読むのが大事だよ。

下：対策（何をすればいいか）

クロススプレッドの核心。
悩みの“突破口”を示してくれる場所。

例：
・節制 → 焦らず丁寧に
・ソード2 → 決断
・ペンタクル6 → バランス調整
・恋人 → 選択・向き合う

めるの一言ポイント：対策は“今できる一歩”。ここが分かると未来が動くよ。

クロススプレッドの読み方の流れ

① 上（現状）を読む
② 左（原因）で背景を理解
③ 右（未来）で流れを見る
④ 下（対策）で“行動の指針”を作る

この順番で読むと、
悩みが自然と“ストーリー”になるよ。

めるの一言ポイント：流れを読むコツは“原因と未来をつなげる”ことだよ。

恋愛の具体例（片思い・動くべき？）

上：女教皇（様子見）
左：月（不安が原因）
右：ワンド6（成功・前進）
下：ペンタクル2（軽く様子を見る）

読み：

・今は慎重になりすぎている
・不安が原因で動けない
・未来は明るく前進
・“軽いアプローチ”が吉

めるの一言ポイント：恋愛は“軽さ”が突破口になることが多いよ。

仕事の具体例（転職すべき？）

上：ソード8（制限）
左：ペンタクル4（守り）
右：運命の輪（転機）
下：力（焦らず準備）

読み：

・現状は行き詰まり
・原因は守りすぎ
・大きな転機が来る
・焦らず準備を整えて動くのが吉

めるの一言ポイント：仕事は“タイミングと準備”で決まるよ。

よくある質問（Q&A）

Q1：恋愛でも仕事でも使える？

もちろん。
クロスはテーマを選ばず使える万能型だよ。

めるの一言ポイント：悩みのジャンルが違っても“構造”は同じだよ。

Q2：未来が悪かったらどうすればいい？

対策で未来は変わるよ。
クロスは“改善可能な未来”を前提に読む展開法。

めるの一言ポイント：未来はカードの“警告”であって終わりじゃないよ。

Q3：ペアで読む場所はある？

「現状 × 原因」「未来 × 対策」
この2つのペア読みが特に大事。

めるの一言ポイント：横と下を組み合わせるとストーリーが見えるよ。

Q4：短時間の鑑定に向いてる？

最適だよ。
4枚で全体が分かるから、
鑑定やSNSでのワンポイント占いにも向いてる。

めるの一言ポイント：シンプルなのに深い。それがクロスの良さだよ。

まとめ｜クロススプレッドは“核心だけ読む”展開法

・現状＝今の位置
・原因＝背景
・未来＝流れ
・対策＝改善ポイント

クロスは、
悩みの中心を4枚で明確にする最短ルートのスプレッド。

めるの一言ポイント：クロスは“悩みの整理術”。必要な情報だけが残るよ。