占いをしていると、
「どこから読み解けばいい?」
「何が問題なのか分からない」
「原因と未来がつながらない」
こんな壁にぶつかりやすいよね。
ペンタグラムスプレッドは、
状況を“5つの要素”に切り分けて読む展開。
・現状
・障害(悩みを止めているもの)
・過去の影響
・未来
・アドバイス(どう動けばいいか)
五芒星(☆)の形で並べることで、
流れが自然とつながって見えるのが特徴。
悩みが複雑に思えるときほど、五芒星で“分解”すると分かりやすくなるよ。
めるの一言ポイント:五芒星は「分けて見る → つなげる」が本質だよ。
ペンタグラムは星形の位置ごとに意味を置く“構造分析”のスプレッドです。5枚引きのように流れを追う展開とは別物なので、各位置の役割を固定して読むようにしてください。
◎“過去→現在→未来の流れを知りたい”方はこちら → 5枚引きへ

ペンタグラムスプレッドの配置(5枚)
星形(五芒星)を描くように並べるよ。
① 上:現状
② 左上:障害(問題の核)
③ 左下:過去
④ 右下:未来
⑤ 右上:アドバイス
この並びは、
“原因 → 現在 → 未来 → 改善ポイント”
が一筆書きのように理解できる構造になっている。
ペンタグラムは“バランス”を見るのにも向いてるよ。
めるの一言ポイント:星形にすることで、流れのつながりが自然と浮かび上がるよ。
① 現状(今のテーマ・心の位置)
まずは、悩みの中心である現在地を見るよ。
例:
・カップ5 → 後悔
・魔術師 → 始まり
・ソード9 → 不安
・ワンド3 → 次を見ている
現状が見えると、悩みが“どこから来ているか”の理解が早くなるよ。
めるの一言ポイント:現状は“今のエネルギー”。ここが読みの基準になるよ。
② 障害(悩みの核心・ブレーキになっているもの)
ペンタグラムで最も重要な位置。
動けない理由や関係が滞っている原因が出るよ。
例:
・月 → 不安・誤解
・ペンタクル4 → 守りすぎ
・吊るし人 → 動けない状況
・ソード5 → 衝突・意地
ここを読むと「なぜうまくいかないのか」が一瞬で見えるよ。
めるの一言ポイント:障害は“敵”じゃなくて、改善のためのヒントだよ。
③ 過去(今につながる背景)
まだ影響している出来事・感情・行動パターンを見るよ。
例:
・塔 → 変化
・節制 → バランス調整
・カップ6 → 思い出
・ワンド7 → 必死さ・無理
過去のカードは、現在のカードとの“因果”を見る鍵になるよ。
めるの一言ポイント:過去は責める場所じゃないよ。流れを理解するために読むんだよ。
④ 未来(このまま進んだ場合の流れ)
近未来〜中期未来の動きを読む場所。
例:
・ワンド8 → 動く
・戦車 → 前進
・吊るし人 → 停滞
・恋人 → 選択・進展
未来を単体で読まず“現状×障害×過去”との流れで読むと深いよ。
めるの一言ポイント:未来は流れ。ひとつの結果じゃなく“方向性”で読むよ。
⑤ アドバイス(どう動けば未来が変わるか)
五芒星の最後の位置。
ここが“流れを変える鍵”になるよ。
例:
・節制 → 丁寧に調整する
・ソード2 → 判断する
・星 → 希望を持つ
・力 → 落ち着いて向き合う
アドバイスを実行すると、未来のカードが良い方向に変わりやすいよ。
めるの一言ポイント:アドバイスは“今できる一手”。重くなくていいんだよ。
ペンタグラムの読み方のコツ
① 現状 → 障害 → 過去 の流れで原因を見る
② 原因から未来への流れをつなげる
③ 最後にアドバイスをセットとして解釈
④ 星形の“バランス”を見る
(偏っている=課題がそこにある)
⑤ 恋愛は「障害」、仕事は「過去」と「未来」を重視する
五芒星は“因果と改善”を同時に読むスプレッドだよ。
めるの一言ポイント:ペンタグラムは「答え」と「道筋」が同時にわかるよ。
恋愛での例(音信不通ケース)
① 現状:月(不安)
② 障害:ソード4(相手の休息)
③ 過去:カップ6(良い関係)
④ 未来:ワンド8(動き出す)
⑤ アドバイス:節制(焦らない)
読み:
・不安は相手の沈黙が原因
・過去は良かったので関係は切れていない
・近いうちに動きがある
・焦らず自然体でOK
恋愛の停滞にめっぽう強い展開なんだよ。
めるの一言ポイント:恋愛は“障害”のカードが気持ちの核心を教えてくれるよ。
仕事での例(転職迷い)
① 現状:ペンタクル4(守り)
② 障害:ソード8(制限)
③ 過去:力(頑張りすぎ)
④ 未来:世界(完成・成功)
⑤ アドバイス:ワンド3(視野を広げる)
読み:
・守りに入りすぎて動けない
・制限は自分の思い込み
・未来は成功ルート
・動く前に“選択肢を広げる”のが鍵
仕事と相性が良いのもペンタグラムの特徴だよ。
めるの一言ポイント:仕事占いは“制限カード”をどう外すかが鍵だよ。
よくある質問(Q&A)
Q1:ペンタグラムと六芒星の違いは?
六芒星=流れの因果
ペンタグラム=構造のバランス
テーマによって使い分けると読みやすいよ。
めるの一言ポイント:六芒星は“流れ”、ペンタグラムは“構造”を見る展開だよ。
Q2:未来が悪かったらどうすればいい?
アドバイスのカードを実行することで、流れは変わるよ。
めるの一言ポイント:未来は“今のままの未来”。行動でいくらでも変えられるよ。
Q3:恋愛に向いてるの?
もちろん。
特に複雑な恋愛や、音信不通、距離感が読みにくい関係に強いよ。
めるの一言ポイント:恋愛は“障害”と“未来”のセット読みが大事だよ。
Q4:カードの枚数を増やすことはできる?
可能だよ。
アドバイスを2〜3枚追加すると深読み版になるよ。
めるの一言ポイント:枚数より“星形の構造”が大事だよ。
まとめ|ペンタグラムは“悩みの構造を可視化する”スプレッド
・現状=今の状態
・障害=止まっている理由
・過去=背景
・未来=流れ
・アドバイス=改善ポイント
ペンタグラムスプレッドは
悩みの根っこと未来を星形に整理することで、
状況の全体像が一瞬で分かる展開法。
複雑な悩みこそ“星形の構造”で見てあげると、答えがクリアになるよ。
めるの一言ポイント:五芒星は、悩みをやさしく“分解して整えてくれる”スプレッドだよ。