タロットで最も有名で、
プロの占い師もよく使うスプレッド――
それが 「ケルト十字」。
名前は聞いたことあるけれど、
「難しそう…」
「10枚なんて読める気がしない」
「位置が多くて覚えられない」
と感じている人も多いよね。
でも安心して。
ケルト十字の本質は “全体を俯瞰するスプレッド” であり、
位置の意味さえ理解すれば、誰でも読める構造になっている んだよ。
この記事では、
- ケルト十字とは?
- 10枚の位置の意味(基礎)
- 読む順番
- 何が分かるスプレッドなのか
- 恋愛・仕事との相性
- 初心者がつまずく理由と対処
をヨメルらしく、わかりやすく丁寧にまとめるね。
ケルト十字はね、“人生の全体図”を一度に見せてくれるスプレッド。難しいのではなく、情報が豊かなだけなんだよ。
ケルト十字とは?|10枚で“全体像”を読むスプレッド
ケルト十字は、
過去・現在・未来・本心・環境・課題・結果 を
一度に読める総合スプレッド。
特徴は3つ。
- 現状の理解が深い
- 問題の原因と解決策が分かる
- 未来の流れが立体的
つまり “人生の地図” を描くスプレッド。
ケルト十字はね、悩みの構造を丸ごと見せてくれる“鳥の視点”みたいな占いだよ。
初心者にとってハードルが高いのは 情報量が多いから。
位置の意味を覚えてしまえば、むしろ読みやすいスプレッドなんだよ。
めるの一言ポイント:ケルト十字は“構造”さえ理解すれば怖くない。情報が豊かなだけだよ。
ケルト十字の基本配置(10枚の意味)
もっとも一般的で読みやすい構造を紹介するね。
● ① 現在の状況(テーマ)
今の状態。悩みの“中心”。
今のあなたを象徴するカードだよ。
● ② 障害・課題(逆位置ではない)
状況を止めているもの/乗り越える壁。
ここが解決の鍵になることが多いの。
● ③ 顕在意識(表の気持ち)
あなたが自覚している願望・思考。
頭で考えてることはここに出るよ。
● ④ 潜在意識(無意識・本音)
心の奥にある本当の気持ち。
ここは嘘をつけない場所。重要だよ。
● ⑤ 過去(原因)
現在を作った背景・出来事。
流れを理解するためのヒントだよ。
● ⑥ 未来(近未来)
もうすぐ訪れる流れ。
“兆し”を読む場所なんだ。
● ⑦ 自分の立場・状況
あなた自身のスタンス・態度・心構え。
自分がどう動いているかが出るよ。
● ⑧ 周囲の状況(相手の気持ち)
環境・相手・周りの影響。
恋愛ではここが“相手の気持ち”になるの。
● ⑨ 願望・恐れ
望んでいるのに怖がっていること。
ここが矛盾のポイント。読み応えあるよ。
● ⑩ 最終結果(遠未来)
この流れの先の未来。
ただし“固定”ではなく、“今の延長線”だよ。
めるの一言ポイント:位置を覚えれば読むだけ。ケルト十字は“仕組み”を知れば簡単だよ。
読む順番|最もスムーズに理解できる流れ
初心者でも読みやすい「黄金ルート」を紹介するね。
① 1(現在)
② 2(課題)
③ 4(潜在意識)
④ 3(顕在意識)
⑤ 5(過去)
⑥ 6(未来)
⑦ 7(自分)
⑧ 8(相手・環境)
⑨ 9(願望・恐れ)
⑩ 10(最終結果)
心→頭→過去→未来の順で読むと、物語が自然につながるよ。
めるの一言ポイント:順番は“心→頭→過去→未来”。この流れが一番読みやすいよ。
何がわかるスプレッドなの?|ケルト十字が向いている悩み
ケルト十字は、
- 今の状況
- 気持ちの構造
- 過去の原因
- 未来の流れ
- 問題点
- 解決方法
が全部分かる。
つまり 「迷いの全体像」 を整理したいとき最強。
とくに向いているジャンルは:
● 恋愛の複雑な悩み
● 気持ち+未来をまとめて知りたい
● 連絡の停滞
● 仕事や進路の判断
● 気持ちが混乱してるとき
● 関係の原因と改善ポイントを知りたい
迷っているときほど、ケルト十字は“地図”を描いてくれるよ。
めるの一言ポイント:ケルト十字は“混乱している状況”を整理するのが得意だよ。
恋愛で読むとこうなる(例)
質問:彼との関係は今後どうなる?
例カード:
① 現在:節制
② 課題:ワンドの5
③ 顕在意識:カップの4
④ 潜在意識:恋人
⑤ 過去:ソードの6
⑥ 未来:カップのペイジ
⑦ 自分:ワンドの9
⑧ 相手:カップのキング
⑨ 願望/恐れ:月
⑩ 結果:太陽
ざっくり読むと:
- 現在:距離感を調整中
- 周囲:相手は深く愛情を持っている
- 願望/恐れ:不安で疑いやすい
- 未来:優しい歩み寄り
- 結果:成功・明るい発展
ケルト十字はね、恋愛の“気持ちの複雑さ”をほぐす力があるんだよ。
めるの一言ポイント:恋愛の本心を知りたいならケルト十字は最強だよ。
初心者がつまずく理由と対策
つまずきポイントは3つ。
① 情報量が多すぎる
→ 位置の意味だけに集中する。
② 10枚を“単語で読む”
→ 流れでつなげると読みやすい。
③ 全部当てようとする
→ 大事なのは“全体像”。細かさより構造。
ケルト十字はね、細かい枝葉じゃなくて“幹”を読むスプレッドなんだよ。
めるの一言ポイント:全部読もうとしない。大事なのは“全体の流れ”だけだよ。
よくある質問(Q&A)
Q1:初心者でも使っていい?
A:使っていい。位置の意味さえ覚えれば簡単。
Q2:恋愛に向いている?
A:めちゃくちゃ向いてる。本音と未来が両方わかる。
Q3:毎回これを使っていい?
A:OK。ただし“深い悩み”のときに使うのが最適。
Q4:未来が悪かったらどう読む?
A:“変えるべきポイントがある”と読むのが正解。
めるの一言ポイント:ケルト十字は“悩みの答え+理由”がセットでわかるスプレッドだよ。
まとめ|ケルト十字は“人生の地図”を描くスプレッド
ケルト十字は、
- 本心
- 現実
- 過去
- 未来
- 問題
- 解決
- 結果
すべてが一つのスプレッドで見える、
総合分析のための10枚配置。
難しいのではなく、
“情報が豊か”なだけ。
タロットはね、あなたが必要としたときにだけケルト十字を語り始めてくれるよ。
めるの一言ポイント:ケルト十字は“悩みの構造”を一気に整理したいときの最強スプレッドだよ。