相手の気持ちだけでは分からないことがあります。
未来だけ読んでも、なぜそうなるのかが見えないこともあります。
恋愛や人間関係は、
今までの積み重ね、
相手の状況、
あなたの気持ち、
流れの変化、
行動による修正ポイント…
いろんな要素が絡みあって動いていくよね。
そんな“全部を一度に整理したい”とき、
ヘキサグラムはとても強いスプレッド。
過去 → 現在 → 近未来 → あなた → 相手 → 対策 → 結果
という7枚の流れで「物語として読む」構造になっているから、
状況を丸ごと理解するのに最適なんだよ。
状況を1枚ずつ足さずに、一度で全部見たいときはヘキサグラムがいちばん楽だよ。
めるの一言ポイント:ヘキサグラムは“流れを整理する占い”。迷っているときほど効くよ。
ヘキサグラムの基本構造
ヘキサグラムは「流れを読む」ことに特化しているよ。
① 過去
② 現在
③ 未来(近未来)
④ あなたの立場・気持ち
⑤ 相手の立場・気持ち
⑥ 対策
⑦ 最終結果
この7枚で、
“なぜ今こうなっているのか”
“相手の温度はどうか”
“この後どう動くのか”
“あなたはどうすればいいのか”
までがすべて整理できる。
ヘキサグラムは「全体を見る」→「対策を見る」の流れが鉄則だよ。
めるの一言ポイント:位置の意味を覚えたら、読むのはとてもシンプルになるよ。
カードの配置(7枚)
ヘキサグラムの並べ方は以下の通り。
- 過去
- 現在
- 未来(近未来)
- あなた
- 相手
- 対策
- 結果(最終結果)
“あなたと相手”が左右にあるのが読みやすさの秘訣だよ。
めるの一言ポイント:人間関係を読むなら、「4と5(あなたと相手)」は必ず注目してね。
過去|いまの状況を作った“背景”
過去の位置では、
今につながる“前提条件”を読むよ。
すれ違い・距離感・成長・出会いの意味…
ここを見ると現状の原因がわかりやすくなる。
例:
・節制 → いい関係を築けてきた
・カップ5 → 過去の後悔が残る
・ワンドナイト → 急激な距離の変化
過去は「いまの状況をどう理解すればいいか」を教えてくれるよ。
めるの一言ポイント:過去=原因。ここが分かると読み全体が安定するよ。
現在|関係の“いまの温度”
現在の位置は、
いま感じている停滞・進展・緊張・距離感を表す。
例:
・ソード4 → 休止状態
・ワンド2 → 様子見・選択前
・カップ3 → 楽しい交流
・塔 → 問題のピーク
現在は“状態の核心”。ここが最も実感しやすいカードになるよ。
めるの一言ポイント:現在のカードは、読みの中心。もっとも丁寧に見る場所だよ。
未来(近未来)|この後どう動くのか
未来カードでは、
“数週間〜1〜2ヶ月以内”に起こる動きを読むよ。
例:
・運命の輪 → 予想外の転機
・節制 → ゆるやかな安定
・ソード8 → 停滞の継続
・ワンドエース → 新しい始まり
未来は「今この瞬間の流れ」の延長として読むと当たりやすいよ。
めるの一言ポイント:未来は固定じゃないよ。“いまの流れ”として読むと腑に落ちるよ。
あなたの位置|あなたの気持ち・姿勢
あなたのカードは、
関係においてあなたがどんな立ち位置・心境でいるかを示す。
例:
・ソード9 → 不安が強い
・ペンタクルクイーン → 安定した気持ち
・愚者 → 軽やかな前向き
・力 → 穏やかな強さ
あなたの心が未来を左右することも多いよ。
めるの一言ポイント:あなたの位置は“読みの調整点”。未来を変えるヒントになるよ。
相手の位置|相手の気持ち・行動の背景
相手の位置では、
相手の温度感・気持ち・行動の理由を読み取る。
例:
・吊るし人 → 動けない事情
・カップナイト → 想いはある
・ソードキング → 冷静モード
・太陽 → 好意の強さ
相手の位置は恋愛ヘキサグラムの“心臓”部分だよ。
めるの一言ポイント:相手のカードは1枚で判断せず、“現在”と必ずセットで見てね。
対策|どう動けば流れが良くなるか
対策のカードは、
「最短で状況を良くする方法」を示してくれる場所。
例:
・節制 → 焦らず自然体で
・女帝 → やさしさ・受容
・隠者 → 距離感を大切に
・戦車 → 動くべきタイミング
対策カードは“あなたの行動の地図”になるよ。
めるの一言ポイント:対策は大きな行動より“心の姿勢”が大事だよ。
最終結果|この関係が向かう方向性
最終結果は、
“今の流れを前提にした未来”を示すカード。
例:
・太陽 → 成就・明るい関係
・節制 → 心地よい距離感
・死神 → 仕切り直し・再構築
・運命の輪 → 大きな転機
未来は固定じゃなく、対策カードによって変化するよ。
めるの一言ポイント:最終結果は“今の流れの結論”。怖がらず、流れとして読んでね。
よくある質問(Q&A)
Q1:未来(3番)と結果(7番)の違いは?
未来=近い時期の動き。
結果=長期的な方向性。
“途中経過”と“結論”だと思えばOKだよ。
めるの一言ポイント:未来→結果のつながりで読むと理解が早いよ。
Q2:相手のカードが悪かったらどう読む?
悪いのではなく「いま余裕がない」「動けない」など、
状況をそのまま示しているだけ。
相手のカードはあなたを否定しているわけじゃないよ。
めるの一言ポイント:相手の位置は、読むときに“責めずに理解する”のがコツだよ。
Q3:対策が難しいカードの場合は?
象徴として読めばOK。
・戦車 → 小さな勇気
・隠者 → 慎重に様子を見る
・塔 → 無理に動かない
無理しない形に変換して使ってね。
めるの一言ポイント:対策は「負担のない形」に変換していいんだよ。
Q4:過去カードが当たらないときがあります
過去は「あなたが感じている過去」ではなく、
“この関係の背景”を指すこともあるよ。
必ずしも心当たりがなくてもOK。
めるの一言ポイント:過去は“関係の前提”。心当たりより構造を優先してね。
まとめ|ヘキサグラムは“流れを読む”万能スプレッド
・過去=背景
・現在=状況の核心
・未来=近い動き
・あなた=心と立場
・相手=相手の状況
・対策=未来を変える鍵
・結果=流れの結論
ヘキサグラムは「全体を整理し、未来につなげる」7枚展開だよ。
めるの一言ポイント:流れを理解すると、恋愛も関係もぐっと読みやすくなるよ。