タロットを引いていて、
「このカード、人に見える…」
そう感じたことはないかな。
それがコートカード。
コートカードは、
出来事ではなく
流れでもなく
“人”や“人格”を映すカード。
誰が関わっているのか
どんな性格なのか
どんな立場で動いているのか
それを教えてくれるのが、
コートカードだよ。
★コートカードはね、「この場にいる“誰か”を教えてくれるカードなんだよ。
めるの一言ポイント:コートカードは人物カード。人の気配が出てきた合図だよ。
番号カードとコートカードの違い
まず、ここが一番大事。
番号カード(1〜10)は
状況・流れ・段階を表す。
一方でコートカードは
人・性格・役割を表す。
たとえば同じ「ワンド」でも、
ワンド5 → 衝突している状況
ワンドのナイト → 勢いで動く人物
というふうに、
読む対象がまったく違う。
★番号カードが「何が起きているか」なら、コートカードは「誰がどう関わっているか」なんだ。
めるの一言ポイント:コートカードは“人視点”。状況ではなく人物を見るよ。
コートカードは4種類ある
コートカードは、
どのスートにも共通して
4つの役割がある。
ペイジ
ナイト
クイーン
キング
これは年齢ではなく、
成熟度・立場・行動スタイルを表している。
めるの一言ポイント:コートは成長段階。年齢で読まなくていいよ。
ペイジ|始まり・学び・未熟さ
ペイジは、
そのスートを学び始めた人物。
好奇心
素直さ
未経験
これから育つ可能性
まだ不安定だけど、
一番ピュアな段階。
★ペイジはね、「まだ慣れてないけど、ちゃんと向き合おうとしてる人」だよ。
めるの一言ポイント:ペイジはスタート段階。伸びしろの象徴だよ。
ナイト|行動・推進・勢い
ナイトは、
学んだことを
行動に移す人物。
勢い
挑戦
一直線
衝動
良くも悪くも、
止まらない。
★ナイトはね、「考えるより先に動く人」なんだよ。
めるの一言ポイント:ナイトは行動力。スピード感が鍵だよ。
クイーン|成熟・受容・安定
クイーンは、
経験を積み、
自分の中でバランスを取れる人物。
共感
包容力
安定感
感情や状況の理解
外に振り回されにくい。
★クイーンはね、「自分の軸を持ってる人」だよ。
めるの一言ポイント:クイーンは成熟段階。安心感の象徴だよ。
キング|統率・責任・完成形
キングは、
そのスートを
社会的・現実的に使いこなせる人物。
責任
決断
リーダーシップ
影響力
完成形だけど、
重さも背負っている。
★キングはね、「背負う覚悟がある人」なんだよ。
めるの一言ポイント:キングは完成形。責任と影響力を持つよ。
スート×コートで人物像を読む
コートカードは、
スートと組み合わせて読む。
ワンドのコート → 情熱・行動的な人物
カップのコート → 感情・共感重視の人物
ソードのコート → 思考・言葉・判断の人物
ペンタクルのコート → 現実・安定・努力の人物
同じペイジでも、
スートが違えば性格も違う。
めるの一言ポイント:コートは掛け算。スートで性質が決まるよ。
コートカードは誰を表す?
コートカードは、
必ずしも「相手本人」とは限らない。
実在の人物
相手の一面
自分自身
今の立場
求められている役割
として読むこともある。
★コートカードはね、「その人そのもの」じゃなくて「今の姿」を映すことも多いんだ。
めるの一言ポイント:コートは役割カード。固定しなくていいよ。
恋愛でのコートカードの読み方
恋愛で出たコートカードは、
相手の性格や
恋愛スタイルを示すことが多い。
積極的?
慎重?
受け身?
責任感が強い?
感情カード(カップ)と一緒に見ると、
より立体的に読める。
めるの一言ポイント:恋愛では人物像に注目。行動のクセが見えるよ。
まとめ|コートカードは“人を読む”ためのカード
コートカードは、
人物・性格・立場を映すカード。
番号カードとは別物
4つの役割がある
スートとの組み合わせで性格が決まる
実在の人だけでなく「役割」も表す
★コートカードはね、「この場で、誰がどう動いているか」をそっと教えてくれるカードだよ。
めるの一言ポイント:コートカードは人物理解の鍵。人間関係の読み解きに強いよ。