小アルカナは“日常の気持ちや場面”を映すカード
大アルカナが人生の大きなテーマなら、
小アルカナはあなたの 日常の気持ち・出来事・流れを映すカード。
細かい感情変化や、
人間関係の微妙な流れを読みたいときにとても役立つよ。
小アルカナは
- スート(4種類の要素)
- 数字(1〜10の段階)
- 絵柄(人物の動き・空・色)
この3つで読むと
驚くほどわかりやすくなる。
小アルカナはね、細かい心の揺れを“そのまま絵にしてくれる”カードだよ。
難しく考えなくていい。まずは絵を見て「どんな気持ち?」と聞くだけで読めるよ。
めるの一言ポイント:小アルカナは“日常の物語”を描くカードだよ。
小アルカナを読むための3つの基本要素
1. スート(4つの性質)で“起きているテーマ”がわかる
スートにはそれぞれ「得意なテーマ」があるよ。
● カップ(感情)
恋愛・気持ち・心の動き。
水のエネルギー。
● ソード(思考)
考え・言葉・決断・迷い。
風のエネルギー。
● ワンド(情熱)
やる気・行動・勢い。
火のエネルギー。
● ペンタクル(現実)
お金・仕事・健康・現実的な成果。
地のエネルギー。
迷ったらね、「どのスート?→どんな気持ち?」で考えればいいんだよ。
めるの一言ポイント:まず“なにについてのカードか”をスートが教えてくれる。
2. 数字(1〜10)が“状況の段階”を示す
小アルカナの数字は、
物語のステップ だと思うとわかりやすいよ。
ざっくりいうと:
- 1:始まり
- 2:迷い/バランス
- 3:形になる
- 4:安定
- 5:ゆらぎ/変化
- 6:回復
- 7:挑戦
- 8:進展
- 9:満ちてくる
- 10:一つの到達点
数字はね、“物語の今どこ?”を教えてくれる地図なんだよ。
めるの一言ポイント:数字は状況の流れを読むカギになる。
3. 絵柄は“そのまま見る”のがいちばん正しい
小アルカナの絵は
複雑な象徴ではなく、
シーン(場面) として描かれてる。
だから、
- 人の表情
- 空の色(晴れ・曇り・夜)
- 動作(歩く・立ち止まる・争う)
- 位置関係(離れる・近づく)
- 背景(海・山・街)
これを“そのまま”見るだけで、
意味の7割は読める。
ね?このカードは“何が起きてて、どんな気持ち?”って見るだけでいいんだよ。
むずかしい象徴を覚えなくても、絵の物語があなたに教えてくれる。
めるの一言ポイント:絵に描かれていることが、読み方のヒントだよ。
スート別:絵を見るときのコツ
● カップ(感情のカード)
絵の中に“水”がよく登場する。
水の動き=感情の動き。
例えば:
- 波が荒い → 不安・揺れ
- 水面が穏やか → 安心・落ち着き
- 溢れる → 素直な感情/愛情
- 離れていく → さみしさ/距離
感情はね、水みたいに形が変わるんだよ。
めるの一言ポイント:水の表情=気持ちの状態。
● ソード(思考のカード)
空や天候に注目すると読みやすい。
- 曇り空 → 不安・葛藤
- 晴れ → clarity(クリアな思考)
- 夜や月 →考えがまとまらない
- 剣の数が多い → 思考が多すぎ
考えすぎてるときのソードはね、“雲”が増えるの。
めるの一言ポイント:空を見ると心の状態がわかるカード。
● ワンド(行動のカード)
人物の動きと“炎の勢い”を見る。
- 歩いてる → 進んでいる
- 止まっている → 様子見
- 高く掲げる → 自信
- 争っている → 競争
- 炎が強い → 行動力/情熱
- 炎が弱い → 元気が少ない
迷ってるときほど、ワンドの炎は小さくなるんだよ。
めるの一言ポイント:ワンドは動きと元気を見る。
● ペンタクル(現実のカード)
背景の“土地の状態”を見ると良い。
- 豊かな土地 → 成果が育つ
- 荒れ地 → まだ実力が足りない
- 物を受け取る → 報酬
- 物を渡す → 助け/支援
- 座っている → 安定
- 動いている → 現状の変化が近い
ペンタクルはね、“土台”がどうなってるかを教えてくれるカード。
めるの一言ポイント:現実の状況をそのまま描いている。
数字で読む“小アルカナの物語”
ここでは簡単に、
「数字を見ただけで意味の流れがつかめる」解説を置くね。
● 1:始まる
種が芽を出す瞬間。
どのスートでも“スタート”。
● 2:迷う・比べる
判断・調整・バランス。
● 3:形になる
2で考えたものが実際に動き始める。
● 4:安定
落ち着き・習慣化・安心。
● 5:揺らぎ
変化・衝突・悩み。
でもここを越えると成長する。
● 6:調和
助け・協力・回復。
● 7:挑戦
弱さに気づく・不安になる・がんばる必要がある。
● 8:集中・進展
スピード感・取り組む・動きが出る。
● 9:満ちる
結果が近い・気持ちが大きくなる。
● 10:到達
一区切り・次のステージへ。
数字はね、物語の流れを運んでくれる“リズム”なんだよ。どのスートでも1〜10の流れは同じだから覚えやすいよ。
めるの一言ポイント:数字を見るだけで“今ここ”が分かる。
絵柄を読むときのチェックリスト(初心者向け)
絵を見るときは、この5つを意識すると読みやすいよ。
① 人物はどこを向いてる?
→ 前向き? 後ろ向き? 視線の先に意味がある。
② 空の状態は?
→ 晴れ/曇り/夜/雨…心の状態が映る。
③ 手に持っているものは?
→ その人が大事にしているテーマ。
④ 背景の様子は?
→ 海→感情
山→乗り越える
街→現実的な状況
⑤ 動きは?
→ 止まる・歩く・逃げる・受け取る・渡す
→ 行動の“ニュアンス”が読みやすい。
絵を見るだけで、言葉にしなくても気持ちは伝わってくるよ。あなたが感じた第一印象は、読みの“種”なんだよ。
めるの一言ポイント:絵を“ストーリー”として見ると、一気に読めるようになるよ。
まとめ|小アルカナは“日常の心の動き”を描くカード
難しく見える小アルカナも、
スート・数字・絵柄の3つを押さえれば驚くほど読めるようになる。
● スート=テーマ
● 数字=流れ
● 絵柄=感情や状況の描写
これが分かるだけで、
カードが語る“物語”が自然につながっていくよ。
小アルカナはね、あなたの心の動きを細かく映してくれる大切な味方なんだよ。
直感で見て、感じて、大丈夫。読み方はあとからどんどん育っていくよ。
めるの一言ポイント:小アルカナは“絵のまま読む”だけで理解できるカードだよ。