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ブロックスプレッド|悩みを止めている“壁”を特定する並べ方

どれだけ占っても、どうしても動かない悩みがあります。

連絡が来ない理由。
片思いの停滞。
進みたいのに進めない気持ち。
自分の中の迷いや怖さ。

こういう「止まり」の悩みは、
原因がひとつではなく“複数の壁”として積み重なっていることが多いんだよね。

ブロックスプレッドは、
表の壁(行動レベルの原因)
内の壁(心の奥の原因)
そして
抜けるための出口
をシンプルに読み解くためのスプレッド。

動けないときは、気持ちを読むより“何が邪魔してるか”を見るのが近道だよ。

めるの一言ポイント:壁の正体が分かると、状況は想像以上に動きやすくなるよ。

目次

ブロックスプレッドの基本構造

ブロック(壁)は、
外側の理由と内側の理由が絡み合って起きるよ。

だからこのスプレッドは、
原因を“表面”と“内面”に分けて特定する構造になっている。

① 表面のブロック(外から見える壁)
② 内面のブロック(心の奥の壁)
③ 現状(その壁が作り出している状況)
④ 抜け道(改善・突破口)
⑤ 未来の変化(壁を超えた先の流れ)

「壁 → 抜け道 → 未来」の順で読むと、悩みが整理されるよ。

めるの一言ポイント:ブロックを分解すると、改善の方向がまっすぐ見えるよ。

カードの配置(5〜6枚)

  1. 表面のブロック
  2. 内面のブロック
  3. 現状
  4. 抜け道(改善策)
  5. 未来の変化
  6. 補足(必要な場合のみ)

最初は5枚で十分。深掘りしたい人は補足カードを1枚追加してね。

めるの一言ポイント:壁を読むスプレッドは“少なめの枚数”の方が分かりやすいよ。

表面のブロック|行動レベルで起きている壁

表面ブロックは、
「なぜ行動が止まっているのか」
「外から見える問題は何か」
を示す。

例:
・ワンド2逆 → 決断ができない
・ソード5 → すれ違いの余韻
・ペンタクル8逆 → 忙しさ・余裕のなさ

表の壁は“本人も自覚している理由”が出やすいよ。

めるの一言ポイント:表面的な壁は入口。本質はこの奥にあるよ。

内面のブロック|心の奥にある本当の壁

内面ブロックは、
相手自身も気づきにくい“本当の原因”。
怖さ、迷い、価値観のズレ、過去の傷などが出るよ。

例:
・月 → 不安・疑い
・吊るし人 → 自分を縛る思考
・カップ4 → 気持ちを閉じている
・ソード9 → 自責・考えすぎ

内面ブロックは、行動を止めている“根っこ”だよ。

めるの一言ポイント:本当の壁は、静かに心の奥に隠れてることが多いよ。

現状|その壁が作り出している今

現状カードは、
壁の影響がどんな形で表れているかを見る場所。

例:
・節制逆 → ちぐはぐ
・ソード4 → 動かない状態
・ワンド5 → 衝突や緊張

現状は“ブロックの結果”。ここで状況の空気が分かるよ。

めるの一言ポイント:現状を正しく読むことで、壁の強さが分かるよ。

抜け道(改善策)|どうすれば壁を越えられる?

抜け道カードは、
「どう行動すれば壁を越えられるか」
「どんな関わり方が流れを動かすか」
を示してくれる場所。

例:
・女帝 → 優しく受け止める
・戦車 → 一歩踏み出す
・隠者 → 時間を置きつつ観察
・ワンドペイジ → 軽い連絡

抜け道は“正解”じゃなく“ヒント”。無理しなくて大丈夫だよ。

めるの一言ポイント:改善策は大きく動く必要はないよ。小さな一歩で十分だよ。

未来の変化|壁を越えた先にどう動く?

壁を越えた後の流れを見る位置。
「突破した後にどんな変化が起きるか」が分かるよ。

例:
・太陽 → 明るい再スタート
・節制 → 安定・調和
・ワンドエース → 新しい始まり
・運命の輪 → 思わぬ展開が動く

未来は“壁の突破度”に比例して変わるよ。

めるの一言ポイント:壁が取れると、未来はシンプルに開いていくよ。

よくある質問(Q&A)

Q1:表と内のブロックが真逆の意味だったら?

矛盾していてOK。
外では強く見せていても、内面は不安でいっぱい…
というのは人間にとって普通のことだよ。

矛盾は深読みポイントだよ。

めるの一言ポイント:外側と内側の差が“大事な情報”だったりするよ。

Q2:内面ブロックが重いカードばかり出ます

“重い”のではなく、
「それだけ丁寧に扱う必要がある」
というサインだよ。

重さ=悪い、ではないよ。

めるの一言ポイント:内面ブロックは優しく読むほど当たりやすくなるよ。

Q3:抜け道が難しいカードだったら?

抜け道は“象徴”。
必ずしも大きな行動ではなく、
姿勢や気持ちの持ち方として読むと理解しやすいよ。

改善策はあなたに無理がない方法で読み替えてOKだよ。

めるの一言ポイント:抜け道は小さくていい。続けやすい方が動きが出るよ。

Q4:未来が悪かったらどうすればいい?

未来カードは「今のままだとこうなるよ」というだけ。
抜け道を使えば、未来は簡単に変わるよ。

未来は“警告”ではなく“調整のサイン”だよ。

めるの一言ポイント:原因が変われば、未来は連動して変わるよ。

まとめ|壁の正体が分かれば、悩みは必ず動く

・表面ブロック=自覚できる壁
・内面ブロック=心の奥の壁
・現状=壁が作った今
・抜け道=行動のヒント
・未来の変化=壁の先の流れ

動かない悩みは、壁を特定できた瞬間から、少しずつ動き出すよ。

めるの一言ポイント:ブロックスプレッドは“停滞の原因”を優しく照らすスプレッドだよ。

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