人物像スプレッドを展開して、
コートカードが出た瞬間。
「この人ってペイジ?ナイト?」
「性格?年齢?それとも役割?」
「カードは合ってるはずなのに、言葉にできない…」
そんな経験、すごく多い。
人物像スプレッドでコートカードが出るのは、
むしろ正解。
ただし読むポイントを間違えると、
一気に迷子になる。
この記事では、
人物像スプレッドでコートカードが出たときに
何を基準に
どの順番で
どう整理して読むか
を、実占向けに解説していくね。
★人物像スプレッドは、コートカードが主役だよ。
めるの一言ポイント:迷ったら「役割」を見る。
人物像スプレッドでコートカードが出やすい理由
人物像スプレッドは、
・性格
・価値観
・恋愛傾向
・対人スタンス
など、
**「人の中身」**を聞く配置。
コートカードはまさに、
人の関わり方や立場を表すカードだから、
出やすいのは自然なこと。
むしろ、
数札が多く出る方が不自然。
★人物像=コートカードの領域。
めるの一言ポイント:人物像質問と相性抜群。
まず確認するのは「人物」か「役割」か
コートカードが出たら、
最初に確認するのはここ。
そのカードは「人物そのもの」か
それとも「役割・段階」か。
判断の目安は、
・質問が「誰か」か
・質問が「どんな人か」か
「どんな人?」という質問では、
ほとんどの場合、
役割・スタンス読みになる。
★年齢や性別に引っ張られないで。
めるの一言ポイント:人物像では役割読みが基本。
配置別に変わるコートカードの意味
人物像スプレッドでは、
位置が意味を決める。
同じカードでも、
・性格の位置
・恋愛傾向の位置
・弱点の位置
で、読み方が変わる。
例:
・性格:ペンタクルのクイーン
→ 現実的で面倒見がいい
・弱点:ペンタクルのクイーン
→ 抱え込みすぎる
カードをそのまま説明せず、
位置のテーマに翻訳する。
★カードは素材、文章は翻訳。
めるの一言ポイント:位置が意味を決める。
成長段階(ペイジ〜キング)を優先して読む
人物像スプレッドでは、
まずスートより
成長段階を見る。
・ペイジ:未経験・学び
・ナイト:行動・挑戦
・クイーン:内面の成熟
・キング:責任・統率
これは
その人の「今の立ち位置」。
恋愛なら、
どこまで本気か
どこで止まっているか
がここで分かる。
★段階が分かると全体が一気につながる。
めるの一言ポイント:まずは段階を押さえる。
スートは「方向性」として補足する
段階を押さえたら、
次にスートを見る。
・ワンド:情熱・方向性
・カップ:感情・共感
・ソード:思考・判断
・ペンタクル:現実・継続
これは
その人が何を軸に動いているか。
例:
・ナイト+カップ
→ 感情で動く行動派
・キング+ペンタクル
→ 現実を守る責任者
★スートは動機を教えてくれる。
めるの一言ポイント:スートは「何で動くか」。
コートカードが複数出たときの整理法
人物像スプレッドでは、
コートカードが2〜3枚出ることも多い。
その場合は、
人数を増やす前に役割分担を見る。
例:
・表の性格:クイーン
・内面:ペイジ
→ 落ち着いて見えるが内心は不安定。
これは
同一人物の多面性。
役割が大きく違い、
位置も分かれている場合のみ、
別人物を検討する。
★まず一人として読む。
めるの一言ポイント:増やすのは最後。
恋愛人物像での読み替えポイント
恋愛の人物像では、
・自分に対して
・恋愛全般として
どちらのスタンスかを意識する。
例:
・恋愛傾向:ナイト
・自分への態度:キング
→ 恋愛体質は行動派だが、
あなたには慎重。
★相手全体と、あなたへの態度は別。
めるの一言ポイント:視点を混ぜない。
数札(小アルカナ)との組み合わせ方
コートカードは、
数札と組み合わせると精度が上がる。
・コート+3
→ 学び・関係形成中
・コート+5
→ 葛藤・未消化
・コート+10
→ 重荷・限界
数札は
「状況の重さ・軽さ」を補足する。
★数札は温度計。
めるの一言ポイント:数札で現実度を見る。
よくあるつまずきポイント
・コート=年齢で読む
・性格を断定しすぎる
・人物を増やしすぎる
人物像スプレッドは、
決めつける占いじゃない。
傾向・方向性・段階
として読むと安定する。
★説明できる読みが正解。
めるの一言ポイント:断定より構造。
実占で使える読みの順番まとめ
迷ったら、この順。
① 位置のテーマ
② 成長段階
③ スート
④ 数札との関係
この順番を守るだけで、
人物像スプレッドは崩れなくなる。
★順番が読みを助けてくれる。
めるの一言ポイント:順序は最大の味方。
まとめ|人物像スプレッドは役割を読む占い
人物像スプレッドでコートカードが出たら、
・人物そのものか
・役割や段階か
をまず見極める。
そして、
・段階
・方向性
・配置
を組み合わせて読む。
コートカードは、
人をラベル付けするためじゃない。
どう関わる人かを理解するためのカード。
★コートカードはね、人の立ち位置を教えてくれるんだよ。
めるの一言ポイント:役割が分かると、人が分かる。