コートカードが逆位置で出ると、
一気に構えてしまわない?
「性格が悪いってこと?」
「トラブル人物?」
「もうダメって意味?」
でもね、逆位置は
悪人認定のカードじゃない。
多くの場合、
役割がうまく使えていない
成長が止まっている
本来の性質が抑えられている
そんな“ズレ”を教えてくれる。
この記事では、
コートカード逆位置を
未熟・抑圧・裏の顔
という3つの視点で整理して、
人物像リーディングを安定させる考え方を伝えるね。
★逆位置は、問題じゃなくヒントだよ。
めるの一言ポイント:逆位置は「欠陥」じゃなく「状態」。
コートカード逆位置の基本的な読み方
コートカードの逆位置は、
正位置の意味を
そのまま反転させて読む必要はない。
基本はこの3パターン。
・未熟さが強く出ている
・役割が抑圧されている
・裏の性質が表に出ていない
どれに当てはまるかは、
質問内容と周囲カードで判断する。
★逆=悪、ではない。
めるの一言ポイント:逆位置はズレ方を見る。
未熟さとして出る逆位置
逆位置でよくあるのが、
成長段階が止まっている状態。
例:
・ペイジ逆:学びを拒否
・ナイト逆:動けない、空回り
・クイーン逆:与えすぎ、依存
・キング逆:責任回避、独裁
これは
「この役割が使えていない」サイン。
性格の問題というより、
今その段階をうまく生きられていない。
★人は成長途中でつまずく。
めるの一言ポイント:逆位置は未完成の強調。
抑圧として出る逆位置
逆位置は、
本来の性質が
外に出せていない状態としても読む。
例:
・感情を出せないクイーン
・責任を取りたいが動けないキング
・動きたいが止められているナイト
周囲にソードや重たいカードが多いと、
この読みが当てはまりやすい。
この場合、
裏ではちゃんと気持ちや意志がある。
★逆位置は内側に力が溜まっていることも多い。
めるの一言ポイント:抑圧は「ない」じゃなく「出せない」。
裏の顔として出る逆位置
逆位置が
「表に見せていない側面」を示すこともある。
表では
落ち着いて見える人が、
内心は不安定だったり。
優しく見える人が、
内側では怒りを抱えていたり。
この読みは、
相手の本音や影の部分を見るときに使う。
★人には見せてない顔がある。
めるの一言ポイント:逆位置は内面描写に向いている。
役割別に見る逆位置の傾向
ざっくり整理すると、
・ペイジ逆:学びの拒否・幼さ
・ナイト逆:停滞・方向迷子
・クイーン逆:依存・自己犠牲
・キング逆:責任放棄・支配
ただし、
これをそのまま人物評価に使わない。
**「今の使われ方」**として読む。
★役割が歪むと、人は苦しくなる。
めるの一言ポイント:逆位置は役割の歪み。
正位置と逆位置の混在パターン
人物像リーディングでは、
正位置と逆位置が混ざることも多い。
例:
・ナイト正+キング逆
→ 動きたいが責任が怖い
・クイーン正+ペイジ逆
→ 成熟しているが過去の幼さを引きずる
これは
同一人物の内面構造を示していることが多い。
★人は矛盾を抱えている。
めるの一言ポイント:混在は葛藤のサイン。
逆位置=危険人物と決めないために
逆位置が出たからといって、
・近づくな
・信用するな
・悪意がある
と決めつけない。
大切なのは、
・どこが止まっているか
・何が抑えられているか
・今は動ける段階か
を見ること。
★判断じゃなく、理解。
めるの一言ポイント:逆位置は切り捨てない。
実占で安定する読みの手順
逆位置が出たら、この順で考える。
① 正位置の役割を思い出す
② それが使えていない理由を見る
③ 周囲カードで原因を探す
これだけで、
逆位置が怖くなくなる。
★順序を守ると読みが安定する。
めるの一言ポイント:逆位置はプロセスで読む。
まとめ|コートカード逆位置はズレの説明書
コートカード逆位置は、
・未熟さ
・抑圧
・裏の顔
のどれかとして読む。
悪人判定ではなく、
今うまく回っていない役割の説明。
逆位置を理解できると、
人物像リーディングは一段深くなる。
★逆位置はね、人の弱いところを教えてくれるカードなんだよ。
めるの一言ポイント:ズレが分かれば、対処できる。