カップの5は、失ったものに目が向いてしまうときの心を描くカード。
悲しみや後悔、がっかりした気持ちが強く、前を向けない感覚を示します。
ただしこのカードは、「もう何も残っていない」という意味ではありません。
気づいていない希望が、すぐそばにあることも同時に伝えています。
★カップの5はね、“悲しんでいいけど、ずっと下を向かなくていいよ”って教えてくれるカード。
めるの一言ポイント:カップの5は「失った気持ちに寄り添う」カード。
正位置の意味|喪失・後悔・悲しみに意識が集中する
カップの5正位置は、心が過去に引き戻されている状態。
失敗や別れ、期待が叶わなかった経験に意識が向き、今あるものが見えにくくなります。
自分を責めたり、あの時こうしていればと考え続けてしまうことも。
★このカードが出たらね、「その悲しみ、ちゃんと感じていいよ」ってサイン。
めるの一言ポイント:正位置は“悲しみを無理に消さなくていい”。
逆位置の意味|立ち直り・受け入れ・前を向く準備
逆位置のカップの5は、回復の兆し。
悲しみを否定せず受け入れたことで、少しずつ視界が開けてきます。
過去に区切りをつけ、今あるものやこれからに目を向け始める段階です。
★逆位置の5はね、「そろそろ顔を上げてみようか」って優しく背中を押してくれる。
めるの一言ポイント:逆位置は“回復の入口”。
恋愛での意味|別れの痛み・後悔・心の整理
正位置(恋愛)
別れやすれ違いの痛みが強く残っている状態。
相手への未練や後悔で、次に進む気持ちになれないこともあります。
ただ、気持ちを整理する時間としては大切な時期です。
★カップの5の恋はね、「忘れなくていい。でも立ち止まりすぎなくていい」恋。
めるの一言ポイント:正位置は“心の整理期間”。
逆位置(恋愛)
失恋の痛みから立ち直り始めるサイン。
過去の経験を糧に、もう一度誰かを信じる準備が整いつつあります。
新しい出会いへの余地も生まれます。
めるの一言ポイント:逆位置は“次の恋への準備”。
相手の気持ちで出たとき
正位置
相手は過去の出来事に気持ちを引きずっている可能性があります。
あなたへの気持ちがないというより、心の余裕がない状態。
★相手はね、「まだ気持ちを立て直している途中」かもしれない。
めるの一言ポイント:正位置は“心の回復待ち”。
逆位置
過去を受け入れ、前向きになろうとしています。
あなたとの関係を、もう一度考え直す余地が生まれることも。
めるの一言ポイント:逆位置は“再スタートの可能性”。
仕事・人間関係での意味
正位置
失敗や評価への落ち込みが強く、やる気が下がりがち。
ただし、この経験は次に活かせる学びでもあります。
めるの一言ポイント:正位置は“失敗を抱えたままでも大丈夫”。
逆位置
失敗から学び、次に進もうとする段階。
視点を変えることで、新しい役割やチャンスが見えてきます。
めるの一言ポイント:逆位置は“再挑戦”。
アドバイスとしてのカップの5
正位置アドバイス
悲しみを否定しないこと。
十分に感じ切ることで、自然と次へ進む力が戻ってきます。
★カップの5はね、「今は泣いてもいい日だよ」って言ってる。
めるの一言ポイント:正位置は“感情を受け止める”。
逆位置アドバイス
今あるものに目を向けること。
小さな希望や支えに気づくことで、前進が始まります。
めるの一言ポイント:逆位置は“視点を上げる”。
まとめ|カップの5は「悲しみから学ぶカード」
カップの5は、失ったものへの悲しみを示しつつ、
そこから立ち直る道がすでに用意されていることを教えてくれます。
悲しみを経た先にこそ、本当の気づきがあります。
★カップの5はね、「まだ終わってないよ」って静かに伝えてくれるカード。
めるの一言ポイント:カップの5は“回復へ向かう途中”。