人の性格や傾向をタロットで読むとき、
「この人、どんなタイプなんだろう?」と迷うことは多いよね。
感情的なのか
理屈っぽいのか
行動派なのか
現実重視なのか
そんなときにとても役立つのが、エレメントで見る人物像。
エレメントは、その人の
「考え方のクセ」
「行動の仕方」
「安心ポイント」
をシンプルに教えてくれる。
この記事では、
火・水・風・土の4つのエレメントから見る人物タイプを、やさしく整理していくね。
★エレメントは性格診断じゃないよ。「その人が使いやすいモード」を見るものなんだ。
めるの一言ポイント:人は1タイプじゃない。今どの要素が強いかを見るよ。
エレメントで人物像を見るという考え方
タロットで人物像を見るとき、
「このカードは誰?」と考えるより、
どんなエネルギーで生きている人か
を見るほうが、ずっと読みやすい。
エレメントは、世界を4つの視点に分けている。
- 火:行動・情熱
- 水:感情・共感
- 風:思考・言葉
- 土:現実・安定
人物カードでも、
複数枚の並びでも、
どのエレメントが強いかを見ることで、人物像が立体的になる。
★当てはめるんじゃなくて、傾向を見るだけでいいよ。
めるの一言ポイント:エレメントは「理解の近道」。
火のエレメントが強い人|行動型タイプ
火(ワンド)が強い人は、行動型。
- 思い立ったら動く
- 勢いがある
- チャレンジ精神が強い
考えるより先に体が動くタイプ。
恋愛でも仕事でも、
「やってみないと分からない」
というスタンス。
ただし、
- 飽きっぽい
- 焦りやすい
- 空回りしやすい
一面もある。
★火の人は、止めるより「方向を整える」とうまくいくよ。
めるの一言ポイント:行動力は才能。
水のエレメントが強い人|感情型タイプ
水(カップ)が強い人は、感情型。
- 共感力が高い
- 空気を読む
- 人の気持ちに敏感
人間関係をとても大切にするタイプ。
恋愛では、
- 深く想う
- 傷つきやすい
- 相手の気分に影響されやすい
ことも多い。
ただ、
- 感情に飲まれやすい
- 不安を溜め込みやすい
一面もある。
★水の人は、気持ちを言葉にできると楽になるよ。
めるの一言ポイント:感じる力は強さ。
風のエレメントが強い人|思考型タイプ
風(ソード)が強い人は、思考型。
- 論理的
- 分析が得意
- 状況を俯瞰できる
考えてから動く、頭脳派タイプ。
恋愛でも、
- 状況を整理する
- 言葉のやりとりを重視
- 冷静に判断しようとする
ただし、
- 考えすぎ
- 不安ループ
- 感情を後回し
になりやすい。
★風の人は「感じてもいい」と許すとバランスが取れるよ。
めるの一言ポイント:考える力は守りにもなる。
土のエレメントが強い人|現実型タイプ
土(ペンタクル)が強い人は、現実型。
- 安定重視
- 継続力がある
- 現実的な判断
地に足がついたタイプ。
仕事では特に信頼されやすく、
恋愛でも、
- 将来性
- 生活感
- 安心感
を大切にする。
ただ、
- 変化が苦手
- 慎重すぎる
- 動きが遅く見える
ことも。
★土の人は「安全だ」と分かると一気に動くよ。
めるの一言ポイント:安定は大きな強み。
人は1タイプじゃない|組み合わせで見る人物像
ほとんどの人は、
1つのエレメントだけではない。
例:
- 水+風 → 感じて考える人
- 火+土 → 行動力と現実力の両立
- 風+土 → 計画派・管理型
スプレッドでは、
- 多いエレメント=今よく使っている面
- 出ないエレメント=使えていない面
として見ると分かりやすい。
★固定しないで「今どの要素が強いか」を見るよ。
めるの一言ポイント:人は流動的。
相手の気持ち・人物像を読むときの使い方
相手の気持ちを読むときは、
- 水が多い → 気持ちはある
- 風が多い → 考え中・迷い
- 火が多い → 動きたい
- 土が多い → 慎重・様子見
というように、
感情の有無より「スタンス」を見るのがコツ。
★エレメントを見ると、誤解が減るよ。
めるの一言ポイント:気持ち=行動とは限らない。
まとめ|エレメントは人物理解のやさしい地図
エレメントで人物を見ると、
- なぜ動かないのか
- なぜ急ぐのか
- なぜ迷うのか
が、責めずに理解できる。
性格を決めつけるためじゃなく、
その人の自然な使い方を知るための視点。
★エレメントは、人をジャッジしない。理解するためにある。
めるの一言ポイント:分かると、関係はやさしくなる。