タロットの悩みは、恋愛・仕事・人間関係…とひとつずつ占うことが多いよね。
でも本当は、人生のテーマは全部つながっていて、ひとつの悩みだけ見ても腑に落ちないことがあります。
「仕事の壁は、実は自信の問題だった」
「恋愛の停滞は、心の傷が原因だった」
「才能があるのに、行動の癖が邪魔をしている」
こんなふうに、悩みの“本質”は複数の分野にまたがっていることが多いんだ。
ホロスコープスプレッドは、
12枚のカードを占星術の12ハウスに対応させて、
恋愛・仕事・才能・課題・未来の流れ
などを“人生全体として”読むスプレッド。
人生の全体図を俯瞰したいとき、ホロスコープほど強いスプレッドはないよ。
めるの一言ポイント:ひとつの悩みも、人生全体を見ると“本当の答え”が分かるよ。
ホロスコープスプレッドの基本構造
12ハウスは、それぞれ人生の特定のテーマを表すよ。
① 第1ハウス:自己・性質
② 第2ハウス:お金・所有・価値観
③ 第3ハウス:コミュニケーション
④ 第4ハウス:家庭・心の土台
⑤ 第5ハウス:恋愛・創造・楽しみ
⑥ 第6ハウス:仕事・習慣・健康
⑦ 第7ハウス:対人関係・パートナー
⑧ 第8ハウス:深い絆・変容・精神性
⑨ 第9ハウス:学び・拡大
⑩ 第10ハウス:天職・キャリア
⑪ 第11ハウス:仲間・未来の希望
⑫ 第12ハウス:無意識・癒し・手放し
12枚はバラバラじゃないよ。12個の「人生の部屋」を歩くように読むんだよ。
めるの一言ポイント:ホロスコープは“人生を円で読む”。線ではなく円として理解するのがコツだよ。
カードの配置(12枚)
- 自己(第1ハウス)
- お金・価値観(第2ハウス)
- 伝え方・学び(第3ハウス)
- 家庭・心の土台(第4ハウス)
- 恋愛・創造(第5ハウス)
- 仕事・習慣(第6ハウス)
- 対人関係(第7ハウス)
- 深い関係・変容(第8ハウス)
- 学び・世界観(第9ハウス)
- 仕事の目標・天職(第10ハウス)
- 未来の希望・仲間(第11ハウス)
- 無意識・手放すもの(第12ハウス)
カードは円形に置くと読みやすいよ。
めるの一言ポイント:ハウスは“分野”。位置の意味が分かれば誰でも読めるようになるよ。
第1ハウス|あなたの性質・今の状態
第1ハウスは地図のスタート地点。
自分の性質・気分・現在のテーマがわかるよ。
例:
・魔術師 → 始まりの力、挑戦
・隠者 → 内省・慎重
・太陽 → 自信・活発さ
今のあなたが“どんなモードか”がここでわかるよ。
めるの一言ポイント:第1ハウスは人生読みの“現在地”。ここがすべての基準になるよ。
第2ハウス|お金・収入・価値観
お金の流れ、仕事観、豊かさのテーマを見る場所。
例:
・ペンタクルキング → 安定・収入UP
・カップ4 → お金への無関心
・死神 → 収入構造の変化
お金の悩みはここを見ると整理されるよ。
めるの一言ポイント:価値観=あなたが何を大事にするかを表す場所だよ。
第3ハウス|伝え方・コミュニケーション
話し方、学び、情報発信のスキルが出るよ。
例:
・ソードナイト → 言葉が強め
・女教皇 → 静かなコミュ力
・カップ3 → 人との交流が活発
人との距離感を読むときにも役立つよ。
めるの一言ポイント:第3ハウスは“伝える力”。恋愛の連絡頻度にも影響するよ。
第4ハウス|家庭・心の土台・安心感
心の安全基地、家族、安心できる場所を見る。
例:
・世界 → 完成した家庭観
・ソード10 → 傷が癒えていない
・ペンタクル4 → 守りの姿勢
恋愛の「安心したい気持ち」もここに出るよ。
めるの一言ポイント:第4ハウスは“心の根っこ”。すべての行動の土台だよ。
第5ハウス|恋愛・楽しみ・創造性
恋愛運、アプローチの仕方、創作活動、趣味まで幅広く読むよ。
例:
・恋人 → 恋愛運◎
・ワンドエース → 新しい恋が動く
・節制 → ゆるやかな進展
恋愛スプレッドとしても使えるくらい重要。
めるの一言ポイント:第5ハウスは“好き”のエネルギー。恋も創造もここが動くと楽しくなるよ。
第6ハウス|仕事・才能・日々のルーティン
仕事運、才能、体調、習慣など“日常の質”が出る位置。
例:
・ペンタクル8 → コツコツ才能
・戦車 → 仕事の勢い
・月 → 不安からの停滞
仕事で迷っている人はここを丁寧に読むよ。
めるの一言ポイント:第6ハウスは“積み上げ”。日々の行動が未来を作るよ。
第7ハウス|対人関係・パートナー・恋愛
恋愛相手・夫婦・ビジネスパートナーなど“1対1”の関係を読む場所。
例:
・カップ2 → 良い関係
・塔 → 関係の再構築
・ワンド7 → 距離の調整
恋愛の核心はここに出る。
めるの一言ポイント:第7ハウス=あなたが誰とどう向き合うかのテーマ。
第8ハウス|深い絆・変化・心理
深い関係、絆、心の闇、変容(トランスフォーメーション)を読む。
例:
・死神 → 変容
・悪魔 → 執着・課題
・節制 → 絆の調和
ここは人生の“影”の部分。深い悩みに強いよ。
めるの一言ポイント:第8ハウスは“魂の課題”。怖がらず優しく読むのが大事だよ。
第9ハウス|学び・成長・世界観の拡大
学び・精神性・旅行・視野の広がりを読む。
例:
・星 → 夢が広がる
・愚者 → 新しい学び
・ワンド3 → 海外や遠方
人生の方向性を示す重要なハウスだよ。
めるの一言ポイント:第9ハウスは“未来のビジョン”。ここが輝くと人生全体が明るくなるよ。
第10ハウス|天職・使命・キャリアのゴール
仕事の頂点・使命・社会的ポジションを示す。
例:
・皇帝 → 強いリーダー性
・世界 → 仕事の完成
・ペンタクル3 → チームでの成長
キャリア占いの中心になる場所。
めるの一言ポイント:第10ハウスは“社会でのあなた”。天職のヒントもここにあるよ。
第11ハウス|希望・仲間・未来の可能性
仲間運、将来の展望、叶えたい夢を見る位置。
例:
・太陽 → 希望に満ちる
・ワンド4 → 仲間との安定
・ソード7 → 人間関係の警戒
これからの未来を読むときに役立つよ。
めるの一言ポイント:第11ハウスは“希望の部屋”。人生の明るい兆しが見える場所。
第12ハウス|無意識・癒し・手放し
心の奥の傷や癒しのテーマ、手放し、浄化を読む。
例:
・隠者 → 心の整理
・吊るし人 → 自己犠牲の癖
・審判 → 再出発・浄化完了
悩みの根源や、心の癖がよくわかる場所。
めるの一言ポイント:第12ハウスは“終わりと始まり”。癒しが未来をひらくよ。
よくある質問(Q&A)
Q1:12枚も読むのが難しそう…
大丈夫。
ホロスコープは
「12のテーマを1枚ずつ読むだけ」
だから構造さえ覚えればむしろ簡単だよ。
カードを“分野ごと”に読むだけでOK。
めるの一言ポイント:12枚は多く見えるけど、1枚ずつ読めばむしろ迷わないよ。
Q2:恋愛だけ見たいときも12枚必要?
恋愛テーマなら
第5・第7・第8・第12だけ読んでもOK。
必要な場所だけ拾っても成立するよ。
ホロスコープは応用がきくのが魅力だよ。
めるの一言ポイント:全体を見る/必要な場所だけ見る、両方できるよ。
Q3:未来はどこで読むの?
近未来=第11ハウス(希望)
精神的未来=第9ハウス(成長)
運命の流れ=第12ハウス(手放し)
全体の結末=第10ハウス(ゴール)
未来はひとつじゃなく“複数の形”で読めるよ。
めるの一言ポイント:未来読みが一気に立体的になるのがホロスコープだよ。
Q4:重いカードが多いときはどう受け取ればいい?
重いカード=悪い、ではないよ。
人生の課題や、手放すべきものが明確になっただけ。
むしろ改善ポイントが分かって前向きだよ。
めるの一言ポイント:カードは怖がるものじゃないよ。光を当てるために出てくるんだよ。
まとめ|12ハウスは“人生の全体地図”
・第1〜4ハウス=自分の基盤
・第5〜8ハウス=恋愛・対人・心の深層
・第9〜12ハウス=未来・使命・癒し
・12枚で“人生の物語”がわかる
・必要な場所だけ読む応用も可能
人生全体を俯瞰すると、悩みの核心が自然と見えてくるよ。
めるの一言ポイント:ホロスコープは、人生の“今とこれから”をやさしく照らしてくれるよ。