タロットをしていると、
「この人って本当はどんな性格?」
「恋愛になると態度が変わるタイプ?」
「気持ちじゃなくて“人物像そのもの”が知りたい」
こんな悩みがよく出てくるよね。
気持ちや未来だけを占っても、
「そもそも相手ってどんな人?」という“土台”が抜けていると、
読みが浅くなったり、すれ違いが起きたりする。
相手の人物像スプレッドは、
性格・本音・恋愛スタイル・弱点・関係性でつまずくポイント
をまとめて読める便利なスプレッド。
相手の“行動の理由”は、気持ちじゃなくて“性格”に隠れていることが多いんだよ。
めるの一言ポイント:人物像を先に知ると、恋愛鑑定の精度が一気に上がるよ。
相手の人物像スプレッドの基本構造
人物像はたくさんの要素でできているように見えるけど、
実は 3つの軸 に分解すれば迷わない。
① 性格の基盤(価値観・行動パターン)
② 恋愛傾向(恋愛中の態度・距離感)
③ 弱点と扱い方(つまずく理由・距離の詰め方)
この3つを押さえれば十分深く読める。
人物像は「気質」「恋愛スタイル」「弱点」の3つで理解できるよ。
めるの一言ポイント:全部読まなくていい。まず“3つの柱”だけで人物像は見える。
カード配置(6枚〜7枚)
- 性格の基盤(ベース性質)
- 表向きの性格(周囲からの見え方)
- 内面の性質(本音・弱さ)
- 恋愛傾向(恋愛中の態度)
- つまずくポイント(恋愛で起きやすい問題)
- あなたとの関係における立ち位置
- (応用)相性を良くするための関わり方
※6枚で人物像が完成する。7枚目は実践向け。
①性格の基盤:価値観と行動パターンを見る
“その人らしさ”の一番大事な部分。
ここを読むと、相手の判断基準やブレない軸がわかる。
例:
・皇帝 → 自立・責任感・強い意志
・節制 → 調和を大切にする・余裕のある人
・愚者 → 好奇心・自由・束縛が苦手
基盤は“人生のOS”。ここが分かると行動理由の半分が理解できるよ。
めるの一言ポイント:基盤=その人の「デフォルト設定」だよ。
② 表向きの性格:周囲に見せている“顔”
人は誰でも、外向きの顔と内向きの顔が違う。
ここでは、相手が周囲にどんな印象を与えているかを見る。
例:
・太陽 → 明るい・頼られる・好印象
・ソードのキング → 冷静・理性的・距離感がある
・ワンドのナイト → ノリが良く行動が早い
外向きは“人から見た姿”。本音とは必ずしも一致しないよ。
めるの一言ポイント:外向きの姿=他人に合わせたモード。
③ 内面の性質:本音・弱さ・隠れた感情
ここで心の奥を読む。
外向きとセットで見ると、矛盾から“本音”が浮き上がる。
例:
・月 → 不安が強い・疑い深い
・カップのエース → 愛情深い・本当は甘えたい
・ソードの9 → 考えすぎる・自分を責めがち
内面は“行動の理由”。恋愛がうまくいかない原因もここに出るよ。
めるの一言ポイント:外向き×内向きの“矛盾”が人物像の核心。
④ 恋愛傾向:恋愛モードになるとどう変わる?
恋愛になると、人は普段と違う動きをする。
ここで“恋愛スイッチが入ったときの癖”を見る。
例:
・カップ2 → 心を開きやすく親密になる
・ソード7 → 急に警戒・本音を見せない
・ワンド3 → 距離を取りつつ様子を見る
恋愛傾向は“距離の詰め方”を見る場所。
めるの一言ポイント:恋愛中の態度=その人の弱さが一番出る場所。
⑤ つまずくポイント:関係が止まる理由
相手が恋愛でぶつかりやすい壁。
これを知ると、関係が停滞する理由が見えてくる。
例:
・吊るし人 → 動けない・自己犠牲
・ペンタクル5 → 自信のなさ・不安
・ワンド9 → 傷つきたくない・守りに入る
つまずくポイントこそ、人物像スプレッドの一番おいしい部分。
めるの一言ポイント:弱点を知ると、相手の行動が優しく理解できるよ。
⑥ あなたとの関係における立ち位置
相手があなたをどう見ているか、
どんな距離感で関わっているかを読む。
例:
・恋人 → ストレートな好意
・節制 → 心地よい関係・バランス
・塔 → 心配・不安・距離の調整
立ち位置は“関係の温度”。未来を見る前の基盤だよ。
めるの一言ポイント:人物像×あなたとの距離 ここで関係の構図が一気に見える。
⑦ 相性をよくするための関わり方(応用)
ここがあると、鑑定のアドバイスが一気に実践的になる。
例:
・女帝 → 受け入れ・余裕のある対応
・隠者 → 追わず見守る
・ワンドエース → 明るいアプローチでOK
相手の性質に合わせた行動が“相性”を作る。
めるの一言ポイント:相性は“努力”じゃなくて“理解”から生まれるよ。
恋愛の具体例(人物像スプレッド)
質問:彼はどんな人?恋愛ではどう動く?
例:
1 性格の基盤:皇帝
2 外向き:太陽
3 内面:月
4 恋愛傾向:ワンド3
5 つまずく:ワンド9
6 立ち位置:節制
読み解き:
・基盤:責任感が強く、自立したタイプ
・外向き:明るく見える(人気あり)
・内面:本当は不安が強く慎重
・恋愛傾向:距離を取りながら様子を見る
・つまずき:傷つくことを極端に怖がる
・立ち位置:あなたとは安心できる関係
このタイプは「積極的に見えて慎重」。理解すると扱いやすいよ。
めるの一言ポイント:人物像の矛盾(太陽×月)が深読みポイント。
初心者がつまずくポイント
① 性格と恋愛傾向を混ぜてしまう
→ 人は恋愛で“別モード”になるよ。
② 外向きの印象をそのまま本音にする
→ ③内面と必ずセットで読んでね。
③ 弱点を悪いものと誤解する
→ 行動理由を知るための“大事なヒント”。
④ 立ち位置を単独で読む
→ 性格×恋愛傾向と結びつけると深くなる。
めるの一言ポイント:人物像は「単語読み」じゃなくて「構造読み」だよ。
よくある質問(Q&A)
Q1:人物像スプレッドは気持ち占いより先にやるべき?
気持ち占いの前に人物像を読むと、
相手の行動理由や恋愛傾向が分かって、読みが深まるよ。
相手の“性格のルール”を先に知ると、鑑定が安定するよ。
めるの一言ポイント:人物像→気持ち→未来の順が一番迷わないよ。
Q2:外向きと内向きが矛盾していたらどう読む?
矛盾こそ本音のヒント。
外向きが強いのに内面が弱く出た場合、
「強がりタイプ」や「慎重タイプ」が多いよ。
ギャップがあるほど“その人らしさ”が分かりやすいよ。
めるの一言ポイント:矛盾=深読みポイントだよ。
Q3:つまずきポイントが悪いカードばかり出たら?
悪いわけじゃないよ。
ただ“動けない理由”がハッキリしただけ。
弱点が分かると、避けるべき言動も分かって優しくなれる。
弱点は改善ポイントじゃなくて“理解ポイント”だよ。
めるの一言ポイント:弱点を知ることが、関係を育てる第一歩。
Q4:立ち位置で厳しいカードが出たらどうする?
立ち位置は“今この瞬間の温度”。
人物像や恋愛傾向と合わせて読むことで、改善点が見えてくるよ。
1枚で判断しないで、構造で読んでね。
めるの一言ポイント:立ち位置は固定未来じゃないよ。行動で変わるよ。
まとめ|人物像を知ると恋愛鑑定の精度が上がる
今日のまとめはこれ。
・性格:基盤(価値観)
・外向き:周囲に見せる顔
・内面:本音と弱さ
・恋愛傾向:距離の詰め方
・つまずき:止まる理由
・立ち位置:あなたとの関係性
人物像スプレッドは、
相手の“気持ち”を見る前に
相手という存在そのもの を理解するためのスプレッド。
恋愛は「気持ち」よりも「性格」で動いていることが多いんだよ。
めるの一言ポイント:人物像が読めるようになると、鑑定の説得力が一段上がるよ。