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数字とは?|タロットにおける1〜10の流れと役割と読みの本質

カードの意味は覚えた。
スートの性質も分かる。

それなのに、

「なぜか腑に落ちない」
「当たっている感じがしない」
「状況の流れがつかめない」

そんな壁にぶつかること、ないかな。

その原因の多くは、
数字を“記号”としてしか見ていないこと

タロットにおいて数字は、
飾りでも番号でもない。

今どの段階にいて、どれくらい進み、どんな重さなのか
それを一瞬で教えてくれる、大事な情報なんだ。

この記事では、
・数字1〜10の流れと役割
・数字を読むとなぜ当たりやすくなるのか
・数字が表す進行度・重さ・心の状態

この3つを、ひとつにつないで解説していくよ。

★数字はね、カードの「状況説明」をしてくれているんだ。

めるの一言ポイント:意味がつながらないときは、まず数字を見てみて。

目次

タロットにおける数字1〜10の基本的な流れ

タロットの数字は、
1から10までがひとつの物語

とてもシンプルな流れを持っている。

1:始まり・種
2:揺れ・対立
3:育ち・広がり
4:安定・形
5:変化・不安定
6:調和・共有
7:試練・意志
8:力・制御
9:成熟・限界
10:完成・一区切り

これはスートが変わっても共通。

つまり、
数字=状況の進行度

★数字は「何が起きているか」より「どこまで来ているか」を教えてくれる。

めるの一言ポイント:数字を見るだけで、今が序盤か終盤かが分かるよ。

数字を読むとなぜ当たりやすくなるのか

数字を使わずに読むと、
どうしてもカードを「単語」で拾ってしまう。

たとえば、

・ソードの3=悲しみ
・カップの5=後悔

ここで止まってしまうと、
「で、今どういう状態なの?」が見えにくい。

数字を加えると、こう変わる。

・3 → まだ初期段階
・5 → 大きな揺れの途中

つまり、
**感情や出来事が“どの段階で起きているか”**が分かる。

これが「当たっている感じ」を生む理由。

★数字は、カードの意味を“今の話”に変えてくれるんだ。

めるの一言ポイント:当たるリーディングは、段階説明ができているよ。

数字が表す3つの要素

数字は、同時に3つのことを表している。

① 進行度|どこまで進んでいるか

低い数字(1〜3):
始まったばかり・様子見

中盤(4〜6):
形になりつつある・共有段階

後半(7〜9):
山場・限界・結果目前

10:
一区切り・終わりと次への移行

未来を読むとき、
「進むかどうか」より
**「もうどこまで来ているか」**を見るとブレにくい。

★数字は、時間の位置を教えてくれる。

めるの一言ポイント:進行度を見ると、焦らなくてよくなるよ。

② 重さ|軽いのか、重いのか

数字が上がるほど、
状況の“重さ”も増す。

1〜3:軽い・柔らかい
4〜6:現実感が出る
7〜9:負荷が大きい
10:限界・抱えきれない

「しんどいカード」が出たときも、
重さを見ると意味が変わる。

★重さは、問題の深刻度を教えてくれる指標だよ。

めるの一言ポイント:重さが分かると、無理に動かなくてすむよ。

③ 心の状態|どれくらい気持ちが絡んでいるか

数字は、心の入り込み具合も表す。

低数字:
まだ冷静・距離がある

中盤:
気持ちが動き始める

高数字:
感情が限界に近い

同じカードでも、
数字が違うと心の温度がまったく変わる。

★数字は、感情の深さを測るメーターなんだ。

めるの一言ポイント:心の状態が分かると、相手の行動も理解しやすいよ。

意味暗記から抜け出すための数字の使い方

数字読みのコツは、
カードを見る前に数字を見ること

「このカードは何番?」
「今、初期?終盤?」

これを最初に考えるだけで、
意味暗記の罠から抜け出せる。

数字 → 状況
エレメント → 性質
カードの絵 → 詳細

この順番で読むと、
スプレッドが自然につながる。

★数字は、読みの土台を作ってくれる存在だよ。

めるの一言ポイント:最初に数字を見るだけで、迷いは激減するよ。

まとめ|数字はタロットの「流れ説明書」

今日のまとめ。

  • 数字1〜10は、ひとつの流れ
  • 数字は進行度・重さ・心の状態を表す
  • 数字を読むと、状況が今の話になる
  • 意味暗記から抜け出せる

数字は、
カードを難しくする知識じゃない。

状況を整理して、現実的にするための道具

数字が見えるようになると、
タロットはぐっと読みやすくなるよ。

★数字はね、カードの声を順番に通訳してくれるんだ。

めるの一言ポイント:数字が分かると、タロットは自然に当たり出すよ。

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