タロットを始めてすぐにぶつかる壁、
それが 「どのスプレッドを選べばいいの?」問題。
カードは引ける。
意味も少し読める。
でも——
スプレッド選びがわからないと占いが成立しない。
安心してね。
最初はみんなそこでつまずくの。
難しく感じるのはね、「質問」と「並べ方」の関係が見えてないだけだよ。
この記事では、
- どんな質問に
- どのスプレッドが向いているか
- なぜそのスプレッドを使うのか
を、初心者でも迷わないように“質問別”に解説していきます。
めるの一言:
★スプレッド選びはね、料理でいう“レシピ選び”。あとは作るだけなんだよ。
スプレッド選びの基本ルールはたった3つ
1. 質問がシンプルならスプレッドもシンプルに
悩みが大きいと、
つい“複雑なスプレッド”を使いたくなるけど……
実は逆なの。
- シンプルな悩み → 1枚
- 少し整理したい → 3枚
- 選択で迷う → 2枚
- 全体を深掘り → 5〜10枚
悩みの深刻さじゃなくて「質問の構造」で選ぶんだよ。
2. スプレッドは“情報の量”ではなく“目的”で選ぶ
ケルト十字が万能に見えるけど……
あれは“情報が多すぎて初心者は迷子になりやすい”。
スプレッドを選ぶときは、
「何が知りたい?」 を最優先に。
- 気持ち → 関係性
- 未来 → 時系列
- 選択 → 比較
- 問題 → 原因と解決
スプレッドはね、“質問を整理するための枠”なんだよ。
3. 慣れるまでは“片付けやすいスプレッド”を使う
3枚以下なら、
「あ、違うな」と思ったらやり直してもラク。
10枚展開は後片付けが大変で
初心者ほど挫折しやすい。
めるの一言:
★最初は、失敗を前提に“軽いスプレッド”から始めるのがいちばんいいよ。
質問別|最適なスプレッド一覧
1枚引き(ワンオラクル)に向いている質問
一言で答えが欲しいとき
- 今日のメッセージは?
- この行動をしていい?
- 今の私に必要なことは?
ワンオラクルは、
自分の潜在意識をまっすぐ映し出してくれる。
迷ったら「1枚」で十分だよ。
2枚引き(比較/YES-NO判断)に向いている質問
2択で迷っている時に最強。
- AとBどちらが良い?
- 行く/行かないは?
- 告白する/しないは?
右・左で意味を変えられるので
選択の整理にぴったり。
答えが二つに割れてるときは、カードも2枚でいいんだよ。
3枚引き(過去・現在・未来)に向いている質問
タロットの基礎であり王道。
- 今の状況の流れ
- 恋愛の今後
- 仕事の動き
“物語として読む”練習にも最適。
3枚はね、カードが「ストーリー」で話してくれるから読みやすいんだよ。
問題解決スプレッド(原因・対策・結果)
悩みが複雑に感じる時ほど
この並べ方が効く。
- なぜうまくいかない?
- どうしたら改善する?
- このままの未来は?
原因を描き、
対策を示し、
未来の方向性を見せてくれる。
悩みが絡まってるほど、原因と対策を分けて読むとスッキリするよ。
相手の気持ちスプレッド(表層・深層・本音)
恋愛タロットの鉄板。
- 表面的に見える気持ち
- 心の奥にある本音
- 本当はどうしたい?
三段階で読むと深みが出る。
気持ちは“見えてる部分”と“隠れてる部分”があるんだよ。
今後の展開スプレッド(現在→未来)
時系列で未来を読みたいとき。
- この恋はどうなる?
- この仕事はどう進む?
- 人間関係の流れは?
連続性があるので
初心者でも読みやすい。
未来は一枚では見えないけど、流れなら見えてくるんだよ。
ケルト十字(深掘りの王様)※初心者は最後でOK
万能だけど情報量が多い。
基礎を終えてから挑戦するとスッと理解できる。
- 気持ち
- 状況
- 障害
- 無意識
- 未来
- 周囲
- 最終結果
ケルト十字はね、“カードの物語が立体的になる”展開法。慌てなくていいよ。
スプレッドを選ぶ時のチェックリスト
- その質問は「1枚で十分」では?
- 流れが知りたい?
- 気持ちが知りたい?
- 選択肢を比較したい?
- 原因と対策を整理したい?
迷ったら、最初は“少ない枚数”からで大丈夫。
Q&A|スプレッド選びのよくある疑問
Q1:初心者にいちばんおすすめのスプレッドは?
→ 3枚引き。
理由:情報が多すぎず、少なすぎず、物語として読める。
Q2:ケルト十字はいつやればいい?
→ 大アルカナと3枚引きに慣れたら。
Q3:毎回同じスプレッドを使ってもいい?
→ 問題なし。
むしろ一定の型があると読みやすくなる。
Q4:恋愛だけのスプレッドは必要?
→ 恋愛特化スプレッドは、あとでまとめて学べば十分。
まとめ:スプレッド選びは“質問の整理”からはじまる
スプレッドは、
カードを並べる技術ではなく——
質問の形を整える技術。
上手に選べるようになると、
タロットは一気に読みやすくなります。
めるの言葉:
★あなたが知りたいことに“ぴったりの枠”を選んであげれば、カードは優しく答えてくれるよ。