恋愛でも人間関係でも、
「相手の気持ちは分かったけれど、状況そのものが読めない」
という壁にぶつかることがあります。
気持ちばかり追っても、
なぜ停滞しているのか、
どこで噛み合っていないのか、
本当の原因がつかめず迷ってしまうことも多いよね。
状況の深掘りスプレッドは、
現状 → 表面の原因 → 内面の原因 → 本心 → 隠れた流れ → 未来の方向
という“構造”で状況を見ることで、
問題がどこから生まれているのかを分解しながら理解していくスプレッド。
状況が複雑に見えるときほど、原因から読むと整理が早いよ。
めるの一言ポイント：気持ちより“状況の構造”を見た方が理解が進むことが多いよ。
状況深掘りスプレッドの基本構造
状況を深掘りするには、
「原因 → 本心 → 流れ」
の3つをつなげて読むのがもっとも分かりやすいよ。
① 原因（表面・内面の両面）
② 本心（行動の奥にある気持ち）
③ 流れ（今後どう動くかの方向性）
この3つを順番に見ていくと、
状況がひとつの“物語”として理解できるようになる。
状況読みは、順番で読むと一気に腑に落ちるよ。
めるの一言ポイント：原因→本心→流れの順が、もっとも読みやすく整理できるよ。
カードの配置（6〜7枚）
- 現状
- 表面的な原因
- 内面的な原因
- 相手の本心
- 隠れた流れ
- 未来の方向性
- 改善のヒント（応用）
まずは6枚でOK。深く読みたいときに改善のヒントを追加してね。
めるの一言ポイント：原因を“表面と内面”に分けるだけで深さが変わるよ。
現状｜いま起きていることの把握
現状カードは、
状況がどう停滞しているか、
行動が止まっているか、
どんな空気感なのかを示す“事実”の位置。
例：
・節制逆 → すれ違い・調和不足
・ワンド5 → 衝突・意見の不一致
・ソード4 → 休止・観察の時期
まずは感情でなく“事実だけ”を見るところから始めてね。
めるの一言ポイント：現状がズレると、全体の読みがぶれてしまうよ。
表面的な原因｜外から見える理由
表面的な原因は、
行動レベルで見える理由。
相手が自覚している“表向きの原因”が出るよ。
例：
・ペンタクル8逆 → 余裕のなさ
・ワンド2逆 → 優柔不断・先延ばし
・カップ5 → 過去の後悔が響いている
表面原因だけでは本質に届かないけど、状況読みの入口として大事だよ。
めるの一言ポイント：外側の理由は“相手が説明できる理由”でもあるよ。
内面的な原因｜心の奥にある本質的な理由
ここが状況深掘りの核となる位置。
相手自身も気づいていない“心のブロック”が表れるよ。
例：
・月 → 不安・疑念・迷い
・吊るし人 → 思考の固定・身動きできない
・カップ4 → 気持ちの停滞・無気力
本質的な原因はここに出ることが多いよ。
めるの一言ポイント：内面的な原因こそ、状況を変えるための鍵になるよ。
相手の本心｜行動の裏側にある気持ち
本心の位置では、
相手が表に出していない“本当の気持ち”を読む。
例：
・ソード3逆 → 傷がまだ癒えていない
・ワンドナイト → 本当は動きたい
・カップナイト → つながりたい気持ち
本心は行動と一致しないことも多いよ。
めるの一言ポイント：矛盾は深読みポイント。本心のカードを大切にしてね。
隠れた流れ｜まだ見えていない今後の動き
隠れた流れは、
“まだ表に出ていないけれど、これから動こうとしている方向”を示す位置。
例：
・運命の輪 → 思わぬ進展
・ワンドエース → 火がつく・始動
・正義逆 → バランス調整が必要な時期
隠れた流れを読むと、未来の見え方が安定するよ。
めるの一言ポイント：流れを読むと、未来単体よりも納得感が高まるよ。
未来の方向性｜いまの延長にある未来
未来の方向性は、
今のまま進んだときにどう動くかを示す。
例：
・太陽 → 前向きな進展
・節制 → 安定・調和
・塔 → 再構築が必要
未来は“固定”じゃなくて“いまの延長線”だよ。
めるの一言ポイント：原因が変われば、未来のカードも変化するよ。
改善のヒント（応用）
改善カードでは、
“どんな行動で状況を動かせるか”
を読み取るよ。
例：
・女帝 → 優しく受け止める姿勢
・隠者 → 焦らず見守る時間
・ワンドペイジ → 軽い連絡・小さな変化
改善は大きな行動より“微調整”が一番効くよ。
めるの一言ポイント：改善のヒントは未来を動かすスイッチになるよ。
よくある質問（Q&A）
Q1：原因が多すぎて読めません
最初は「表面」と「内面」を分けるだけでOKだよ。
一番納得できる原因が“本質”であることが多いよ。
1枚だけにこだわらず“構造”で見てね。
めるの一言ポイント：本質原因は内面の位置に出ることが多いよ。
Q2：本心と行動が矛盾していたら？
矛盾こそ深読みポイント。
行動は“守り”、
本心は“本音”として出ることがあるよ。
行動が冷たくても、本心は温かいこともあるよ。
めるの一言ポイント：矛盾は気にしなくていいよ。人はみんな矛盾してるからね。
Q3：未来が悪いカードだったら？
未来カードは「今のまま行くとこうなるよ」のサイン。
原因や本心を整えると、未来は簡単に変わるよ。
未来は“警告”じゃなくて“調整ポイント”だよ。
めるの一言ポイント：原因さえ変えれば、未来は何度でも変わるよ。
Q4：改善カードがうまく読めません
改善策は難しく考えなくて大丈夫。
小さな行動・様子見・優しい言葉、
そんな“軽い変化”で流れが動くことが多いよ。
改善は“大きく動くこと”じゃないよ。
めるの一言ポイント：小さな行動が、大きな流れを動かすよ。
まとめ｜状況深掘りは“原因の構造”を読むスプレッド
・現状＝事実の確認
・表面原因＝外から見える理由
・内面原因＝心の奥のブロック
・本心＝行動の理由
・隠れた流れ＝兆し・変化の予兆
・未来の方向性＝いまの延長線
・改善のヒント＝未来を動かす鍵
状況が複雑に見えるときほど、構造で読むとシンプルになるよ。
めるの一言ポイント：深掘りは“理解”を整えるスプレッド。気持ち占いが一気に読みやすくなるよ。
